経営新潮流
(46)東田ドライ 社長・東田伸哉さん
兵庫県西脇市で創業50年を超えるクリーニング会社東田(とうだ)ドライが、インターネットによる宅配事業を拡大している。地元での苦境を逆手に「田舎町のおせっかいなクリーニング屋」と打ち出し、定額で利用者が頼まなくてもボタン修理やシミ抜きをする丁寧なサービスが受けた。東田伸哉社長(29)は「着想のヒントは、お金を度外視した母親の行動だった」と話す。(内田尚典)
大学を卒業後、そのまま家業の会社に入りました。人口減少の影響は思っていた以上でした。都市部にも売っていこうと、2014年4月に宅配クリーニングのサイトを開設しました。すでに競合が約40社あり、簡単にはいきませんでした。
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