経営新潮流
(44)トータルブレインケア 社長・河越眞介さん
脳の機能測定ソフト開発
2025年には65歳以上の5人に1人が発症するとされる認知症。予防や介護への関心が高まる中、認知機能を手軽に測定できるソフトを開発したのが、神戸発ITベンチャーのトータルブレインケア(神戸市中央区)だ。創業社長の河越眞介氏(57)は「認知症対策に向けた気付きを与える」という新たな事業モデルを掲げ、超高齢化社会への貢献に挑む。(長尾亮太)
タブレット端末などを使って問題を解き、注意力、記憶力、計画力、空間認識力、見当識の五つの指標から認知機能を測ります。ゲームのような感覚で楽しめるため、継続して使ってもらえることがみそです。
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