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(116)肥料「しき島・九重」-多木化学 化学と有機の長所合体

2012.12.12
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肥料を持つ野上さん(左)と衣笠さん。「今もうちの肥料のトップランナー」と口をそろえる=加古川市別府町新野辺、多木化学

肥料を持つ野上さん(左)と衣笠さん。「今もうちの肥料のトップランナー」と口をそろえる=加古川市別府町新野辺、多木化学

 日本で初めて人造肥料を製造した多木化学(加古川市)。発売からそれぞれ約1世紀の歴史を持つ「九重」と「しき島」は、今も農家に愛用されている看板商品だ。創業者多木久米次郎(1859~1942)の時代に開発された。

 双方とも、蛹(さなぎ)かすや菜種油かすなど動植物由来の原料と、リン鉱石を混合・化学処理し、1カ月ほど熟成させた後にさらに原料を加えて粒状にする。しき島は動物性原料が多く、九重は植物性中心で、それぞれ土中の異なる有用微生物を増加させる効果がある。農家は用途に応じて使い分けるという。

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