ひょうご経済プラスTOP 連載一覧 ひょうごのロングセラーTOP (120)豆樽-岸本吉二商店  めでたさ、手軽に演出

ひょうごのロングセラー

(120)豆樽-岸本吉二商店  めでたさ、手軽に演出

2013.02.06
  • 印刷
「豆樽」を持つ岸本敏裕社長。色鮮やかな柄が人気だ=尼崎市塚口本町2、岸本吉二商店

「豆樽」を持つ岸本敏裕社長。色鮮やかな柄が人気だ=尼崎市塚口本町2、岸本吉二商店

 「よいしょ、よいしょ、よいしょ!」。威勢のいい掛け声とともに、木づちで上ぶたが割られる。鏡開きに使われる「菰樽(こもだる)」は、結婚式や祝賀会など晴れの席に華やかな彩りを添える。

 明治以降、工業都市として発展した尼崎だが、酒どころの灘五郷に近いこともあって、江戸時代から農家の副業として菰作りが盛んだった。今では全国3社のうち2社が尼崎にある。明治30年代に創業した岸本吉二(きちじ)商店(尼崎市)は最大手だ。

この記事は会員記事会員記事です。新聞購読者は会員登録だけで続きをお読みいただけます。