ひょうごのロングセラー
(127)息づく「職人魂」商品に-エーデルワイス「神戸ガトー倶楽部」
「いま思うと、豪華なメンバーが手掛けた」。エーデルワイス(神戸市中央区)執行役員の山本憲司さんが振り返るのは、主力ブランド「アンテノール」が1985年に発売した焼き菓子の詰め合わせ「神戸ガトー倶楽部」だ。
菓子づくりに参画したのは、津曲(つまがり)孝さん、牧野眞一さん、山田亨(とおる)さん。3人は当時、社長だった比屋根(ひやね)毅さん(現会長)の下で修業の日々。師弟は固い絆で結ばれ、業界で「比屋根組」と呼ばれる。
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