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(131)缶飲料「神戸居留地」-富永貿易 デフレ時代の優等生

2013.05.15
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「神戸居留地」シリーズの飲料を手にする(左から)富永彰良会長、田中憲一社長、富永昌平取締役=神戸市中央区御幸通5、富永貿易本社

「神戸居留地」シリーズの飲料を手にする(左から)富永彰良会長、田中憲一社長、富永昌平取締役=神戸市中央区御幸通5、富永貿易本社

 1994年4月、食品商社の富永貿易(神戸市中央区)が190グラム入りの缶ウーロン茶をひっそりと発売した。当時本社があった「神戸居留地」のブランド名を付けたが、サントリーと伊藤園が市場を押さえ、勝ち目はないように見えた。

 ただ、価格はめっぽう安かった。広告宣伝はせず、大手の半額の40~50円で店頭に並んだ。「安いだけでは怪しいので、茶葉は1、2級の高級品に限定し、高価な鉄観音茶も多く使った」と富永彰良会長(58)。

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