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(136)モーノポンプ-兵神装備 固形、液体自在に送る

2013.06.19
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モーノポンプの模型を前に「イクラやジャムなどを瓶詰めする工程などで重宝されている」と用途を話す小野純夫社長=神戸市兵庫区御崎本町1、兵神装備

モーノポンプの模型を前に「イクラやジャムなどを瓶詰めする工程などで重宝されている」と用途を話す小野純夫社長=神戸市兵庫区御崎本町1、兵神装備

 ひとたびパイプの中を通れば、粘り気のある液体から固形物の交じったものまで自在に送ることができるのがモーノポンプだ。「食品なら、ホイップクリームの気泡やポテトサラダの具材をつぶさずに次の工程に送れますよ」。国内シェアの約9割を握る専業メーカー兵神(へいしん)装備(神戸市兵庫区)の小野純夫社長(63)は、こともなげに言う。

 このポンプの考案者はフランス人のモーノ博士で、1930年代に航空機エンジンの開発中に発明した。新しいポンプを求めて渡欧した創業者で純夫社長の父恒男氏が、特許を持つドイツ企業と提携して60年代に日本に持ち込んだ。

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