ひょうご経済プラスTOP 連載一覧 ひょうごのロングセラーTOP (140)クレラップ-クレハ 毎年改良が定番支える

ひょうごのロングセラー

(140)クレラップ-クレハ 毎年改良が定番支える

2013.07.31
  • 印刷
クレハ樹脂加工事業所でつくるクレラップ。左は、チーズの包装フィルムをはがす際に引っ張る赤い「カットテープ」。これも製造する=丹波市柏原町北中

クレハ樹脂加工事業所でつくるクレラップ。左は、チーズの包装フィルムをはがす際に引っ張る赤い「カットテープ」。これも製造する=丹波市柏原町北中

 今年7月で発売から53年。サランラップ(旭化成ホームプロダクツ)とともに、家庭用ラップ市場の8割を押さえている。クレハ(東京)の年間生産量1億本強のうち、茨城県の工場が主力だが、西日本向けの約3割は、丹波市柏原(かいばら)町の樹脂加工事業所が担い、スーパーなどに配送する。

 丹波地方はかつて国内有数の養蚕地帯として栄えた。クレハの源流の繊維大手・呉羽紡績(現東洋紡)もこの地に関係会社の柏原製糸を設けていたが、1950年代に化学繊維の開発などで養蚕が衰退し解散した。その工場跡で59年から、クレハが業務用の食品包装フィルムを製造することになった。

この記事は会員記事会員記事です。新聞購読者は会員登録だけで続きをお読みいただけます。