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(143)ビクター毛糸-ニッケ 発売90年、ぬくもり紡ぐ

2013.08.28
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「勝利者」を意味するビクター毛糸。日本で初めてウールマーク表示の承認を得るなど、業界を引っ張ってきた=大阪市中央区、ニッケ本社

「勝利者」を意味するビクター毛糸。日本で初めてウールマーク表示の承認を得るなど、業界を引っ張ってきた=大阪市中央区、ニッケ本社

 絵の具のような鮮やかな色が目を引く。1923(大正12)年、国産初の先染め毛糸として誕生したニッケ(本店・神戸市中央区)の「ビクター毛糸」。発売から90年がたった今も、年に約10~20の新製品を世に出し、品ぞろえは約100種類に上る。

 毛糸製品が普及したのは第1次世界大戦後。洋装が広まり、世界大恐慌で毛糸相場が暴落したことなどが背景にある。その需要に注目し、軍服用ウール生地の製造技術を生かして旧加古川工場で生産を始めた。

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