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ひょうごのロングセラー

(153)玉椿-伊勢屋本店 由緒正しき城下の銘菓

2013.11.27
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創業300年を超す伊勢屋本店の看板商品「玉椿」。お土産としても重宝されている=姫路市西二階町

創業300年を超す伊勢屋本店の看板商品「玉椿」。お土産としても重宝されている=姫路市西二階町

 姫路を代表する銘菓として180年以上、地域の人に愛されてきた「玉椿」。黄身あんを薄紅色の柔らかな求肥(ぎゅうひ)で包んだ上品な色合いだ。「花の少ない冬から早春にかけて咲くツバキを思い起こさせるでしょ」と山野浩社長(56)。

 玉椿が城下町に誕生したのは1832年(天保(てんぽう)3年)のこと。元禄(げんろく)年間に創業した伊勢屋が、11代将軍徳川家斉の娘と姫路藩主酒井忠学との婚礼祝いとして作った。「めでたいことが末永く続くように」と長寿の意味をもつツバキにちなんで名付けられたという。それ以降、藩の御用菓子となった。

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