ひょうごのロングセラー
(162)うまいか-湊水産 改良続ける絶妙な塩味
「播磨のおつまみ」として地元にファンの多い湊水産(相生市)の「うまいか」。その存在感が最も増すのが、年の暮れ。出荷量は通常の3倍に及び、播磨地域のスーパーでは大袋が山積みされる。帰省や年末年始のあいさつなど、手土産としても大活躍だ。
今や「うまいか」はするめフライを意味する普通名詞だが、同社は「元祖」を自負する。1955(昭和30)年、3代目社長が、日本初のするめフライとして数社で共同開発した前身の「宝いか」を発売。6年後、「うまいか」と改称した。
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