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(180)野球グラブ-ミズノテクニクス波賀工場 一流選手が選ぶ職人技

2015.02.11
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職人の手作業で製造される野球用グラブ=宍粟市波賀町、ミズノテクニクス波賀工場

職人の手作業で製造される野球用グラブ=宍粟市波賀町、ミズノテクニクス波賀工場

 イチロー、田中将大、前田健太…。一流の野球選手の使うグラブが、皮革産地に近い宍粟市波賀町の山あいの工場で作られている。スポーツ用品大手ミズノ(大阪市)の子会社ミズノテクニクス波賀工場。1970年の設立当初は量産品が中心だったが、88年からプロやトップアマチュア向けのオーダーやセミオーダーに移行し始めた。従業員約50人は大半が地元出身で、年間約2万個を製造する。

 裁断や縫製、ひも通しなど約20工程のほとんどが手作業だ。天然の革は風合いや弾力性など一つとして同じものはない。「革を見極め、いかに同じものを作るか。そこが人間の技術」と西中正登製造課長(53)。機械化が難しいゆえんだ。

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