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(202)鳴門金時芋のあめだき-東天閣 甘さに長年の工夫凝縮

2015.10.28
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食感にこだわった鳴門金時芋のあめだきを手にする中神龍社長=神戸市中央区山本通3

食感にこだわった鳴門金時芋のあめだきを手にする中神龍社長=神戸市中央区山本通3

 あめをまとった黄金色の鳴門金時芋は、まるで繊細なガラス細工のようだ。芋同士がくっつかないほどにカラリと仕上がり、小ぶりで食べやすい。あめと芋の甘みが調和する。「創業当初から提供していますが、長年の工夫が詰まった他店では食べられない一品と自負しています」と、北京料理の東天閣(神戸市中央区)3代目社長、中神龍さん(33)は胸を張る。

 東天閣は、戦後間もない1945(昭和20)年10月に創業し、今年70周年を迎えた老舗。料理人で中神さんの祖父、故李孝先さんが中国山東省から出稼ぎのため来日し、神戸で独立したのが始まりだ。木造瓦ぶきの店舗は、ドイツ系米国人のビショップ氏が1894(明治27)年に邸宅として建てた洋館。李さんが料理店に生まれ変わらせた。

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