淡路

ひっそり、あでやかに ナンバンギセルや月下美人咲く 淡路島内

2021/10/01 05:30

 秋の訪れとともに咲く花に、新型コロナウイルス禍で張り詰めた心が癒やされる。ひっそりと。あるいは、あでやかに。

■ナンバンギセル「20年ぶり開花」

 兵庫県洲本市、時安富子さん(91)の庭で、野草のナンバンギセル(南蛮煙管)が開花した。約25年前、友人からもらった胞子を自宅の鉢にまいた。4~5年咲いた後、花を付けなくなっていたといい、「20年ぶり」と喜ぶ。

 ススキやミョウガなどの根に寄生するハマウツボ科の一年草。花は淡い紫色で、長さ4~5センチ。形がたばこを吸うきせるに似ている。時安さんは「かわいらしい花。もう一度見たいと思っていた」とほほ笑んだ。(中村有沙)

■月下美人、甘い香りに住民誘われ

 夜に咲き朝にはしぼむ一夜限りの花「月下美人」約30輪が29日夜、同県淡路市富島の飲食店「真心(マミー)」の店先で開花した。

 店主の倉本肇さんが20年以上栽培する。花期は初夏と初秋で、それぞれに一日の開花集中日がある。

 この夜は、7時ごろからつぼみがゆっくりと膨らみ始め、2時間ほどで重なり合う花弁が開いた。甘い香りに誘われ、多くの近隣住民が観賞した。(内田世紀)

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