初詣の参拝客が投げ入れたさい銭を勘定する「叺(かます)開き」が6日、兵庫県淡路市の伊弉諾神宮であった。同神宮によると、正月三が日の参拝客は「この10年で最多」という計約16万6千人。新型コロナウイルス感染症の影響で7万9千人まで落ち込んだ前年から倍増した。さい銭の総額は公表していないが大幅に増えたとみられる。
勘定を担当したのは淡陽信用組合の職員約10人。神職からおはらいを受けた後、ブルーシートを敷いた社務所の床にさい銭を広げて作業に当たった。縁起物として投げ込まれた米粒や古銭、外国の硬貨などを丁寧に分別し計数機にかけた。
「境内の外まで行列が続くほどの人出だった。コロナで辛抱していた人たちが初詣に思いを託したのでは」と本名孝至宮司。「今年の干支(えと)『壬寅(みずのえとら)』は、大転換が起こるとされる。紆余(うよ)曲折を経て国が安定に向かうと確信している」と話した。(内田世紀)









