兵庫県姫路市立の小中学校などで25日、2学期の始業式があった。宿題を手に登校した子どもたちはマスク越しに日焼けした笑顔を見せ、教室で夏の思い出などを披露した。
同市田寺東2の安室東小では、テレビによる校内放送で式を実施。芦谷得夫校長(60)は東京五輪での選手の活躍や競技への姿勢を念頭に「(相手への)感謝の気持ちを持てる2学期にしよう」と話した。新型コロナウイルスが若年層に広がっていることから、養護教諭が一層の感染対策も呼び掛けた。
各教室では子どもたちが思い出などを教諭らに話す姿も。1年の女児(7)は「友達と川遊びをして楽しかった」。男児(6)は「2学期は漢字がいっぱい書けるように頑張りたい」と意気込んでいた。(山本 晃)