兵庫県は25日、県内で新たに23人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。累計は2160人になった。24日の感染確認は8人にとどまったが、再び20人以上の感染が確認された。
尼崎市は、同市在住の20~40代の5人が感染したと発表。このうち30代男性は、職員の感染が判明している市内の保育施設の職員で、20日まで出勤していた。西宮市では、新たに市内に住む20代男性と50代女性の感染が判明した。
神戸市では、新たに20~70代の男女9人が感染。同市は、24日までに発表した感染確認者に、医療従事者の20代女性と、10代の男子中学生と男子高校生各1人が含まれると明かした。生徒2人は、同居者の感染が判明していた。
姫路市は、市内に住む10代の女子専門学校生と60代のパート女性が新たに感染したと発表。明石市は、市内の50代、60代の男性2人が新たに感染したとした。
県所管分では、伊丹健康福祉事務所管内(伊丹市、川西市、猪名川町)に住む50代の自営業男性と20代の女子学生、加東健康福祉事務所管内(北播磨地域)の30代会社員男性の感染が分かった。
一方、阪急電鉄は25日、50代男性運転士が感染したと発表した。運転士は20日まで神戸本線や伊丹線で乗務。同社によると「利用客との濃厚接触は考えにくい」としている。(まとめ・霍見真一郎)
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