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警察犬「クレバ号」(兵庫県警提供)
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警察犬「クレバ号」(兵庫県警提供)

 子どもが生まれたばかりの部下に対し、一時逃走して話題になった兵庫県警の警察犬「クレバ号」と同じ名前を付けるよう発言するなど不適切な言動を繰り返したとして、県警が阪神地域の警察署に勤務する50代の男性警部補を所属長訓戒にしたことが30日、神戸新聞社の情報公開請求で分かった。警部補は「冗談の延長だった」などと話しているという。処分は3月5日付。

 県警監察官室によると、警部補は2019年5月~20年12月、20代~40代の部下5人に対し、仕事のミスを捉えて「父親失格だ」と家族を絡めてなじったり、長時間立たせたまま説教したりするパワハラをしたという。

 子どもが生まれたばかりの部下には「迷子にならないように『クレバ』と名付けたらどうや」などと発言。部下の1人が以前の上司に相談して発覚した。警部補は「この程度の発言なら許されると思っていた」と話したという。

 クレバ号は昨年10月、兵庫県福崎町で行方不明者の捜索中に失踪し、2日後に発見された。約3カ月間の訓練後、現場復帰している。

 

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