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 新型コロナウイルス感染防止の「切り札」とされるワクチン。第5波の猛威により全世代で危機感が強まる一方、副反応や異物混入などに不安を抱く人もいる。神戸新聞社が無料通信アプリ「LINE(ライン)」で接種状況や意向を聞いたところ、「受けた」「予約済み」「受ける」と答えた人が9割以上に上った。(上杉順子)

 アンケートは8月28~30日に実施し、1649人が回答。接種状況は、「2回を終えた」=53・9%▽「1回目を受けた」=18・6%▽「1回目を予約済み」=11・2%。「受けたいが予約できていない」=4・5%、「いずれ受ける」=4・3%-を合わせると92・5%に上った。

 一方、接種に否定的な「たぶん受けない」=2・6%▽「受けるつもりはない」=4・9%-の合計は7・5%だった。理由は「異物混入も含めて、安全性に不安がある」が68・5%と突出。自由回答で「妊娠していて副作用が心配」(40代)などの声もあった。

 接種済み、予約済みと答えた人の接種場所は「一般のクリニック」が37・8%と「市町の集団接種、大規模接種」(37・0%)がほぼ同率。「職場接種、大学接種」(13・6%)、「都道府県の大規模接種」(5・9%)が続いた。

 国のワクチン接種記録システムによると、兵庫県の1回目接種率は47・1%(8月25日現在)。今回のアンケートでは、接種順位が低い10~30代の回答者が少なく、国の記録に含まれない医療従事者向け優先接種や記録への反映が遅い職場・大学接種が加わり、高接種率になったとみられる。

 回答者は女性=62・2%▽男性=37・4%。年代は、10代=1・8%▽20代=3・8%▽30代=9・9%▽40代=30・2%▽50代=30・0%▽60代=15・8%▽70代=7・8%▽80代以上=0・8%だった。

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