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高層ビルの中に巨像? 首付近まで工事用の足場に覆われた観音像=21日、淡路市釜口
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高層ビルの中に巨像? 首付近まで工事用の足場に覆われた観音像=21日、淡路市釜口
寒空の下、約80メートル近い高所での作業が続く=21日、淡路市釜口
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寒空の下、約80メートル近い高所での作業が続く=21日、淡路市釜口
高層ビルの中に巨像? 首付近まで工事用の足場に覆われた観音像=21日、淡路市釜口(小型無人機で撮影)
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高層ビルの中に巨像? 首付近まで工事用の足場に覆われた観音像=21日、淡路市釜口(小型無人機で撮影)

 兵庫県淡路島の東海岸にそびえ立つ白亜の巨像が、工事用の足場に覆われた。解体撤去工事が進む淡路市釜口の「世界平和大観音像」。像は高さ約100メートル。高層ビルのように周囲を囲む足場の中から、頭部と右手だけをのぞかせ、不思議な光景をつくり出している。

 観音像は1982年に観光施設として建造されたが、2006年に閉鎖。長く放置されて老朽化が進み、壁の一部が落下するなどして危険なため、昨年3月に国の所有となり、今年6月から解体工事が始まった。

 財務省近畿財務局などによると、観音像の優しげな表情を拝める期間は残りわずか。現在は高さ約80メートルに位置する像の首元まで足場が組まれ、来年1月下旬までに像全体が覆われる。

 観音像は来年6月ごろまでかけて解体される見通し。さらに、台座なども撤去し、全ての工事を終えるのは再来年の23年2月下旬を予定している。(辰巳直之、吉田敦史)

淡路
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