新型コロナウイルス禍で迎える2度目の大みそかとなった31日、兵庫県内の神社では、市中感染が確認されたオミクロン株を心配し、人混みを避けて一足早く参拝する人の姿があった。商店街では多くの買い物客が正月用品を買い、年越しの準備をした。
湊川神社(神戸市中央区)では13日から干支の縁起物を配布。31日も午前中から参拝者が絶えることはなく、同神社は「2年目になり、分散参拝も定着してきている」とする。
同市灘区のマッサージ師の女性(43)にはもうすぐ4人目の孫が生まれるといい、「孫を遊園地に連れて行くこともできなかったけど、何もなかったことが一番の幸せだった」と、一年の感謝を込めて手を合わせた。
同市灘区の水道筋商店街はおせちなどを買い込む客でにぎわった。商店街の一角にある灘中央市場の鮮魚店「えび芳大谷商店」では400匹の焼き鯛が昼ごろに完売。店主の大谷登さん(76)は「コロナで大変な一年だったが、最後に多くの人に来てもらえて良かった」と喜んでいた。(高田康夫、斎藤 誉)









