兵庫県内の養殖ノリが収穫の最盛期を迎えている。「潜り船」と呼ばれる専用の船が海上に網を引き上げて、黒々と育ったノリを次々と摘み取っている。
兵庫県は播磨灘から大阪湾の垂水、須磨沖で養殖が盛ん。2020年度の生産量は全国3位を誇る。
神戸市須磨区沖にノリ棚をもうける「すまうら水産」(同区須磨浦通6)は、昨年12月に摘み取りを始めた。1月に入ってからは水温が12度前後と適温になり、育成が進んだという。乾燥作業を経て3月末ごろまでに約3千万枚の生産を見込む。
近年は温暖化や海の栄養不足、チヌによる食害などに悩む生産者が多いが、同社の森本明さん(58)は「今年は色づきがよく、いいノリが上がった」と話した。(鈴木雅之)









