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「将来役立つ学びを」神戸大入学式、4千人超が新たな一歩 コロナ対策でウェブ配信も

2022/04/05 12:22

 神戸大学(神戸市灘区)の入学式が5日、神戸・ポートアイランドのワールド記念ホールであった。本年度は学部に2615人、大学院に1640人の計4255人が入学。新入生は真新しいリクルートスーツに身を包み、緊張した表情で新たな一歩を踏み出した。

 新型コロナウイルスの感染対策で、昨年に続き入場は学生に限定。式典の様子はオンラインで配信した。

 式典では、藤澤正人学長が「出会いを大切にし、多様な人とのコミュニケーション能力を養って、豊かな感性と人間力を磨いてください」などと式辞を述べた。神戸新聞社の高士薫相談役による記念講演もあり、「神大生らしくニュートラルな目線を持って素のままの自分で生きていき、豊かな仲間をつくってください」と新入生に呼び掛けた。

 海洋政策科学部に入学した女子学生(19)は「第一志望だったので、無事に入学式を迎えられてうれしい」。医学部の男子学生(18)は「理学療法士になるのが夢。さまざまなスポーツを経験して、将来役立つような学びを得たい」と意気込んでいた。

 この日、神戸市中央区の神戸国際会館では兵庫県立大学(本部・同市西区)の入学式があり、学部に1294人、大学院に490人の計1784人が入学した。(綱嶋葉名)

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