2025年の大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会は30日、12企業・団体が出展する民間パビリオンの概要を発表した。人気アニメ「機動戦士ガンダム」をはじめ、食文化や脱炭素社会などをコンセプトにした多彩な内容が披露された。
協会は昨年、万博テーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に沿った内容を募集。東京から淡路島へ本社機能の移転を進めるパソナグループやパナソニックなど13社が選ばれたが、1団体はまだ協議中という。
協会会長を務める経団連の十倉雅和会長は「創意工夫を凝らした展示は万博の花となる」とあいさつ。審査員を務めたシニアアドバイザーで、宇宙飛行士の山崎直子さんが「社会的責任や地球規模での課題に真っ正面から向き合っている」と選定理由を明かした。
パソナは「いのち、ありがとう」を主題に、最新医療や淡路島の食文化などを盛り込む。登壇した南部靖之代表は「淡路島と(会場の)夢洲を結びたい」と意気込んだ。
バンダイナムコホールディングス(HD)は、ガンダムの世界を通じて社会課題を伝えるという。脱炭素社会を目指す電気事業連合会の電力館(仮称)は、卵形の外観イメージを披露した。
吉本興業HDは「ワライ ミライ」をテーマとし、出演者と来場者が双方向に発信し、体験型のパビリオンとする方針を示した。同社の大崎洋会長は「分断と対立の世の中に、笑いの力を示したい」とした。(末永陽子)









