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兵庫県の大規模接種、9月まで延長 姫路と西宮 新型コロナ「第7派」で方針転換

2022/07/14 19:25

 兵庫県は14日、姫路市と西宮市で実施している新型コロナウイルスワクチン大規模接種について、会場の設置期間を9月まで延長すると発表した。当初は8月までの予定だったが、流行「第7波」を受けて方針を転換。今月17日からは予約なしでの接種も再開する。民間施設を借り上げる西宮会場(西宮市深津町)は別の場所への移設を検討している。

 2会場では、モデルナ製ワクチンで1~4回目の接種が可能。ワクチンでアレルギー症状が出た人への接種が推奨されているノババックス製も、1~3回目で接種できる。

 姫路会場(姫路市西延末、旧市文化センター)は9月26日まで設置期間を延長。西宮会場は8月27日まで現在の場所で行い、その後は感染拡大の状況を見極めながら、新たな会場を検討する。民間医療機関への委託も選択肢にあり、県ワクチン対策課は「仮に感染状況が落ち着けば、姫路会場と統合する可能性もある」とする。

 斎藤元彦知事は3月の自身の感染から間隔を空け、14日、3回目の接種を西宮会場で受けた。接種後には「1、2回目の接種で副反応が出たため、今回はノババックス製を打ってもらった。3回目は40代以下の接種率が低く、現役世代にはぜひ接種に協力してほしい」と呼びかけた。

 大規模接種コールセンターTEL0570・033・185(午前9時~午後6時)、ノババックス製はTEL078・361・1768(平日午前9時~午後5時半)

(金 旻革、池田大介)

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