改修工事中の神戸ポートタワー(神戸市中央区)で15日、4月末の強風で破損した足場シートの復旧作業がほぼ完了した。「鉄塔の美女」の異名を持つ神戸港のシンボルが、2カ月半ぶりに白いドレス姿に戻った。
シートはポリエチレン製で、1枚の大きさはおおむね縦4・8メートル、横1・8メートル。計約900枚を使い、東側は映像を投影できるよう真っ白な面とし、西側は赤い曲線でデザインした。
今年2月末に取り付けを終えたが、4月29日の強風で約140枚が破損。東側の白い面は翌日に復旧できた一方、西側はデザインシートの取り寄せに時間がかかり、しばらく一般的なメッシュシートで覆われた。
新しいシートの張り直しは6月24日に塔の下部から開始。7月2日には頂上まであと少しとなっていたが、台風4号の接近に備えて同3日にいったん全て畳んだ。同7日に復旧作業を再開し、15日に張り終えた。
神戸市港湾局は「前回の強風では足場に結び付けるひもが切れたのが破損の原因となったので、ひもの材質を変え、本数を増やすなどして復旧した」と説明。今後も台風などが予想される場合には全て畳む方針という。(吉田敦史)









