阪神・淡路大震災が発生した1月17日に神戸市中央区の「東遊園地」で開く追悼行事「1・17のつどい」について、実行委員会は8日、2023年は3年ぶりに新型コロナウイルス流行前の規模に戻す計画を発表した。「1・17」の文字を形作る竹灯籠の数を22年の倍以上の約6千本とし、5万人の来場を見込む。
詳細は今後、神戸市など関係機関と協議する。
実行委は市民団体や同市で構成。21年は新型コロナの緊急事態宣言下で規模を縮小し、22年はカフェやレストランが入る施設などをつくる東遊園地の再整備工事のため、竹灯籠の文字を小さくするといった対応を取った。
神戸市役所で会見した藤本真一実行委員長(38)=NPO法人「阪神淡路大震災1・17希望の灯り(HANDS)」代表理事=は「ここ2年、十分に来場を呼びかけられず、風化も進んでいる。震災体験者の高齢化もある。2年間来られなかった方も、来年は無理のない範囲で足を運んでほしい」と話した。
再整備工事は来春まで続く見込みだが、22年より会場への出入り口を増やす予定という。密を避け、来場機会を増やすため、黙とうは1月16日夕、17日朝と夕の計3回に分ける。会場で市民が集う交流テントや、東京の追悼会場も復活させる方針。
(上田勇紀)









