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鳥インフルエンザが確認された養鶏場で防護服姿で作業する兵庫県の職員ら=13日午前、たつの市内(県提供)
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鳥インフルエンザが確認された養鶏場で防護服姿で作業する兵庫県の職員ら=13日午前、たつの市内(県提供)

 兵庫県は15日、県内で今季初めて鳥インフルエンザが発生した同県たつの市の養鶏場で、採卵用のニワトリ4万4千羽の殺処分を終えたと発表した。同市内の処分場に運び、焼却している。

 県は13日に発生を確認し、養鶏場への部外者の立ち入りを制限した。鶏卵の出荷自粛を要請し、同日から殺処分を始めていた。処分は15日午前3時に完了したという。

 施設を消毒する防疫措置を進め、同日中に終える見通し。県内の他施設での感染は確認されていない。

 県はこの養鶏場から半径3~10キロの23施設(計9万2911羽)に対し、区域外へのニワトリや卵の搬出を禁止した。周辺4カ所には畜産関係車両を消毒できるポイントを設けた。

 周辺の鳥類飼育施設で異常がなければ、防疫措置終了から10日後の11月下旬に搬出制限を解除する。(横田良平)

西播
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