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医療、福祉関係者ら熱演 延命治療テーマに寸劇 「劇団ザイタク」神戸で23日公演

2023/04/21 11:25

 医師や看護師、ケアマネジャー、ヘルパーらで構成し、在宅医療の在り方を寸劇で表現してきた「劇団ザイタク」の公演が23日午後1時から、神戸市中央区港島中町7のジーベックホールで開かれる。延命治療をテーマに、兵庫と大阪の医療、福祉関係者らが専門家ならではのリアルさで熱演する。

 劇団ザイタクは、ホスピス病棟の医師、在宅医らが中心となって約10年前に結成され、不定期に公演してきた。在宅医療の現場で日頃直面する課題を、ユーモアを交えた寸劇で表現。これまでに末期がん、「AYA世代」と呼ばれる若年のがん、独居高齢者の在宅看護などについて取り上げてきた。

 今回は「延命治療の非開始・中止とは」がテーマ。胃に穴を開けて専用チューブで栄養補給する胃ろう治療中の高齢患者の自宅を舞台に、生命の尊厳を問いかける。

 無料で予約不要。定員約300人。同ホールTEL078・303・5600

(津谷治英)

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