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内側をくりぬき、表面を刻んで、コミカルな顔に仕上げた大山スイカ=丹波篠山市一印谷、JAたんばささやま大山ライスセンター
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内側をくりぬき、表面を刻んで、コミカルな顔に仕上げた大山スイカ=丹波篠山市一印谷、JAたんばささやま大山ライスセンター
大山スイカでジャック・オ・ランタンを作成した販売員の女性=丹波篠山市一印谷
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大山スイカでジャック・オ・ランタンを作成した販売員の女性=丹波篠山市一印谷
きらきらお目めのスイカアート=丹波篠山市黒岡、特産館ささやま
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きらきらお目めのスイカアート=丹波篠山市黒岡、特産館ささやま
集荷場に集まった大山スイカ=丹波篠山市一印谷、JA丹波ささやま大山ライスセンター
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集荷場に集まった大山スイカ=丹波篠山市一印谷、JA丹波ささやま大山ライスセンター
2021年に作られた五輪バージョンのスイカアート(提供写真)
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2021年に作られた五輪バージョンのスイカアート(提供写真)

 兵庫県丹波篠山市大山地区の特産品「大山スイカ」を使ったスイカアートが、直売所のJA丹波ささやま大山ライスセンター(同市一印谷)を訪れた買い物客たちの目を楽しませている。少女漫画のように、キラキラと目に星が輝いていたり、ガハハと大口を開けて笑っていたり…。大胆でコミカルな造形に頬が緩む。(堀井正純)

 同センターの女性スタッフが2年前から、「買い物に付いて来られた子どもさんに喜んでもらえたら」と作り始めた。昨年は東京五輪に合わせ、選手への応援の気持ちを込めた作品の制作にも挑んだ。

 直径30センチを超える大玉スイカを丸ごと、約1時間かけて加工。赤い果実をくりぬき、彫刻刀で表面を刻んで、漫画的に誇張した顔に仕上げる。笑い顔、情けないような困り顔…。表情は多彩で、口の中の赤や白い歯、緑の顔のコントラストが目を引きつける。

 果物をナイフで刻み、花や鳥のモチーフを彫刻する「フルーツカービング」が近年人気だが、女性スタッフが手がけるのは、どちらかというと、ハロウィーンに合わせ、カボチャを切り抜いて作る「ジャック・オ・ランタン」に近い。いわば、笑える「お化けスイカ」。「カボチャと違って長持ちせず、残念ながら数日で傷んでしまいますが…」と作者の女性スタッフ。

 はかないスイカアートだが、ネットの交流サイト(SNS)をのぞけば、最近は多くの人が自作を披露している。食べておいしく、見て楽しい。あなたも一度作ってみる?

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