第45回山路ふみ子映画賞の贈呈式が25日、東京都内であり、ともに映画「島守の塔」(神戸新聞社など製作)に出演した吉岡里帆さんに女優賞、香川京子さんには映画功労賞が贈られた。
「島守の塔」は太平洋戦争末期の沖縄戦を描き、7月から各地で上映。過酷な日々を生き抜いた県職員として描かれる女性「比嘉凛」役を吉岡さん、現代の凛役を香川さんがそれぞれ演じた。
吉岡さんは「島守の塔」で見せた演技力などが評価され、伊藤沙莉さんと並んでの受賞。あいさつでは香川さんにも触れ、「映画に出ることで人と出会い、いつも背中を押してもらっている。作品のキャラクターたちが強く強く成長させてくれている」と笑顔を見せた。
香川さんは、黒沢明監督の作品などで長年活躍。「島守の塔」も含め、「日本映画界に多大な貢献をした」とたたえられた。「監督のおっしゃる通りに一生懸命やってきただけ。長く仕事をさせていただいた年月は私の宝です」としみじみと語った。
映画賞には、久保田直監督の「千夜、一夜」が選ばれた。(永見将人)









