
サッカーの全国高校選手権は3日、千葉市のフクダ電子アリーナなどで3回戦があり、兵庫代表の神戸弘陵は1-3で前回大会4強の帝京長岡(新潟)に逆転負けし、2大会連続の16強に終わった。
前回大会も3回戦で帝京長岡に敗れ、雪辱に燃える神戸弘陵は前半8分、FW松野が敵陣でボールを奪取。パスを受けたFW徳弘が左に持ち出しながら左足を振り抜き、先制ゴールを決めた。
だが、同14分に自陣ゴール前の混戦から同点弾を決められると、後半も徐々に帝京長岡にペースを握られる。14分に勝ち越し点を許し、16分にはCKから追加点を奪われた。神戸弘陵も反撃を図るが、徳弘のシュートがGKの好セーブに阻まれるなど2点目が遠かった。
神戸弘陵は1回戦で遠野(岩手)に5-0で大勝し、2回戦は関東第一(東京)に1-1からのPK戦を7-6で制したが、過去最高に並ぶ8強入りは果たせなかった。
