Ｊ１神戸は１６日、２０２２年シーズンの新体制を発表した。３季目の指揮を執る三浦淳寛監督（４７）は「アジアナンバーワン、リーグタイトルに向け、選手と一緒にハードな練習に取り組んでいく」と誓いを立てた。

　昨季はクラブ史上最高成績の３位となり、アジア・チャンピオンズリーグ（ＡＣＬ）出場権を獲得した。４季連続で主将を担うアンドレス・イニエスタ（３７）は「今季は多くの挑戦が待ち受けている。去年に負けない良いサッカーを序盤からしていきたい」とコメントした。

　スタッフ陣も発表され、強化部に加入した吉田孝行氏（４４）は、監督を務めた１９年以来となる復帰。昨季まで強化責任者のスポーツダイレクター（ＳＤ）を務めた平野孝氏（４７）はアシスタントコーチに加わった。ドイツ代表などの指導経験があり、フィジカルコーチを４季務めた咲花正弥氏（４７）は退任した。

　チームは阪神・淡路大震災から丸２７年となる１７日に始動する。（山本哲志）

　トップチームのスタッフは次の通り。

　監督＝三浦淳寛▽ヘッドコーチ＝林健太郎▽アシスタントコーチ＝平野孝（新任）、菅原智、北本久仁衛▽ＧＫコーチ＝アレックス▽若手育成コーチ＝リュイス（新任）▽分析コーチ＝吉村俊希▽フィジカルコーチ＝山崎亨（新任）▽コンディショニングコーチ＝梅木暁