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全国高校7人制ラグビー大会の優勝カップを囲み、笑顔の報徳メンバー=西宮市の同校
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全国高校7人制ラグビー大会の優勝カップを囲み、笑顔の報徳メンバー=西宮市の同校
全国高校7人制ラグビー大会決勝でプレーする報徳の長谷川諒(左)、竹之下仁吾(右)=7月18日、長野県上田市の菅平高原(同校提供)
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全国高校7人制ラグビー大会決勝でプレーする報徳の長谷川諒(左)、竹之下仁吾(右)=7月18日、長野県上田市の菅平高原(同校提供)

 7月に長野県であったラグビーの第9回全国高校7人制大会で、報徳(兵庫)が初優勝を果たした。3月の全国高校選抜大会(15人制)に続く快挙。決勝では、新型コロナの影響で選抜大会決勝では不戦勝した東福岡を31-17で圧倒した。文句なしの日本一に選手たちは自信を深め、全国高校大会(花園)を制しての3冠達成を明確に視界に捉えている。(初鹿野俊)

 3日間の大会には都道府県代表校ら48校が出場。報徳は初日の3校総当たり予選リーグを2試合連続完封勝ちし、2日目からは1位チーム同士のトーナメントに進んだ。

 主将を務めた伊藤がポイントに挙げたのは、トーナメント2回戦の佐賀工戦。高校日本代表を擁する報徳だが、それまでとは違って「個人技だけでは突破できない」実力校相手には、攻撃に工夫が求められた。受け手がクロスに走って的を絞らせないなど、「アイデアマンが多い」攻撃陣が自在に動いて連動。26-10で退け、「やりたかったアタックができた」と確かな手応えを得た。

 準決勝は前回王者で、昨年敗れた東海大大阪仰星戦。シンビン(一時退場)で数的不利の時間帯を粘って無失点でしのぐと、終了間際に村田のトライで追いつき、伊藤のゴールで逆転。21-12で競り勝った。

 決勝の相手は「因縁」の東福岡。「しっかり戦って本当の優勝を」(石橋)と、高いモチベーションで臨み、海老沢や竹之下のトライなどで試合をコントロールした。

 「大会を通してミスが少なかった」と西條監督。泉コーチは、体格差を生かして接点で優位確保を狙った相手に「捕まえさせず、長くマイボールにできた」と評価した。

 MVPに輝いた伊藤は「優勝候補を倒せて自信になる」と喜びつつ、「僕たち以外に3冠は取れない。花園も勝って歴史に名を刻みたい」。史上4校目の偉業へ、まずは10月1日開幕の兵庫県予選に臨む。

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