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西宮ヨットハーバーのレジャー拠点「海の駅」に認定 阪神間で2カ所目

2021/03/13 05:30

 西宮ヨットハーバー(兵庫県西宮市西波止町)内のレジャー拠点「ウィンドワードオーシャンクラブ」が、航海中のプレジャーボートやヨットから気軽に立ち寄れる「海の駅」に認定された。阪神間では同市の埋め立て地「西宮浜」の新西宮ヨットハーバーに続く2カ所目。船を使わず水上スポーツ「ウェイクボード」ができる設備や、レストランやカフェも営業しており、船で訪れて食事や交流を楽しむスポットとしてPRしていく。(山岸洋介)

 海の駅としての名称は「にしのみや・えびす海の駅」で、認定は2月1日付。

 海の駅は、会員だけでなく一般客も利用できる係留場を備え、マリンレジャーの情報を発信する施設。国土交通省や日本マリン事業協会などでつくる「海の駅ネットワーク設置認定委員会」が選んでいる。

 「にしのみや-」は全国で172カ所目で、県内では12カ所目の認定となる。申請に合わせ、一般向けに長さ110メートルの係留場(バース)を新設し、8~9隻のヨットやボートを停泊させられるようにした。

 ウェイクボードはスノーボードのような板に乗り、モーターボートに引っ張られながらジャンプや回転の技を競うのが一般的だが、クラブでは11年前、ボートに代わるけん引設備を導入。支柱から垂れ下がったワイヤにつかまって滑走でき、人気を集めている。

 敷地内にはダンススタジオや釣具店、まつげエクステのサロンもある。運営会社の諏訪禎男会長(74)は「食べるもよし、ビーチで遊ぶもよし。気楽に訪れ、マリーナの多彩な過ごし方にふれてほしい」と話す。駐車場もあり、車での来場も歓迎している。

 一般向け係留場は1日2500円(1時間まで無料)。3日前までに予約する。火曜休み。ウィンドワードオーシャンクラブTEL0798・33・9000

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