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命がけのかくれんぼ 昆虫の「擬態」紹介 伊丹市昆虫館で特別展

2021/08/07 05:30

 体の形や模様を枯れ葉や樹木に似せる昆虫の「擬態」をテーマにした特別展が、兵庫県伊丹市昆虫館(昆陽池3)で開かれている。国内外の昆虫を撮影する写真家・海野和男さんの協力を得て同館が企画。外敵から身を守るために巧みに擬態する昆虫をパネルや写真、クイズなどで紹介している。(久保田麻依子)

 薄桃色の花びらそっくりのハナカマキリ▽木の幹と見分けが付かないキノハダツユムシやキノハダカマキリ▽日本でも身近なナナフシ-。

 どれも一目では見つけにくいが、同館の奥山清市館長は「まずは目や触角を探し、体の形を見分けてみて」とアドバイスする。

 会場には、同館が所蔵する擬態昆虫の標本のほか、海野さんが撮影したパネル、映像などを展示。同館の学芸員がおすすめする昆虫の紹介や、昆陽池公園で採取したナナフシの仲間の生態展示などもある。

 イモムシを模した子どもたちに人気のベンチの新作として、擬態昆虫「スミナガシ」の幼虫をかたどったベンチも登場している。

 奥山さんは「擬態は昆虫にとって『命がけのかくれんぼ』と言っても良い。うまく隠れている様子を見て楽しんで、身近なところで虫探しをしてほしい」と語った。

 28日午前10時半からは、海野さんが講師を務めるオンライン講演会を動画配信サイト「ユーチューブ」で開催する。

 10月4日まで。午前9時半~午後4時半(土日祝・お盆は午前10時から)、火曜休館。大人400円、3歳~小学生100円。同館TEL072・785・3582

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