淡い色合いで小鳥や草花が描かれた壁紙。大きな鳥かごやソファが置かれた店内には、色や柄、デザインで絶妙なかわいらしさを主張する洋服や小物が並ぶ。旧居留地でも市役所に近い、フォーマルな雰囲気のエリアに広がる、多幸感にあふれた空間。デパートの出張販売や直販サイトを通し、全国にファンを持つアパレルブランド「チェスティ」の、唯一の実店舗だ。
創業者は神戸で生まれ育った小川淳子さん。神戸女学院大生だった2000年前後、女性ファッション誌「JJ」のカリスマ読者モデルとして絶大な人気を誇った。大学卒業後、一般企業などを経て、03年に最初に店を構えたのはトアロードだった。
「あの淳ちゃんのブランドだって」。花柄とボーダーなど意外な組み合わせやセンスの良い小物遣い、上品なライフスタイルで、同年代の女性の憧れの的だった小川さん。一緒に働きたいと、販売アルバイトの募集には多くの女子大生が集まった。
広報の高野未有さん(35)と香山梨沙さん(35)、店舗スタッフの北本真梨奈さん(34)も、その中にいた。
「『みんな、幸せ?』が淳ちゃんの口癖。幸せを届けるために自分たちも幸せでいようね、と。尊敬し、ついていこうと夢中でした」と3人。「毎日が学園祭」のような雰囲気の中、一丸となって店を創り上げていったという。
08年には小川さんがとりわけ愛したエリア、旧居留地の現在地に店を拡大移転した。
タウン誌「月刊神戸っ子」の18年の記事で、小川さんは「旧居留地にショップをオープンするのが夢だった」「お洋服を提案し、お客さまに笑顔で神戸の街を歩いていただく。それが神戸らしい街並みにつながれば、とてもうれしい」と語っている。
だが、小川さんは昨年末、病気のため39歳の若さで亡くなった。今は3人をはじめ、学生時代から「淳ちゃん」を支えたスタッフが思いを受け継ぎ、大切な場所を守り続けている。
近年はオリジナルの食器でサービスするティールームを併設。食や生活空間のプロデュースに手を広げる。コロナ禍で迎える年末年始を前に、リボンやカードが選べるギフトボックス、自宅で楽しめるアフタヌーンティーセットなどを新たに売り出し始めた。
旧居留地発の「カワイイ」「エレガント」は、創業者の亡き後も輝きを増している。
チェスティTEL078・392・2370(当面は火、水曜休み)
(上杉順子)
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