神戸市は29日、職員らの夏のボーナス(期末・勤勉手当)について支給額や対象人数を発表した。一般職の支給対象は前年度比210人減の1万8247人(平均年齢42・5歳)で、平均支給額は88万343円(前年度比1万4652円増)だった。
昨年9月の市人事委員会の勧告に基づき、支給月数は昨年夏からいずれも0・05月増え、一般職は2・20月、特別職と議員は2・175月になった。勧告は民間の支給割合に応じており、新型コロナウイルス禍からの経済回復や賃上げの動きが影響したとみられる。
特別職の支給額は市長が288万5198円(同6万6326円増)、副市長が275万8039円(同6万3403円増)。行財政改革による市長30%、副市長15%の減額は継続する。
市議は65人が支給対象となり、支給額は議長=297万5400円(同6万8400円増)▽副議長=271万4400円(同6万2400円増)▽議員=242万7300円(同5万5800円増)。
いずれも30日に支給される。
(井沢泰斗)