ラブちゃん(2歳・メス)は、ひょんなことで千葉県に住む山口さんが飼うことになった。
2019年7月1日、当時山口さんは婚約中の彼と同棲していたのだが、ふいに彼が電話をしてきて、興奮気味に「怒らないでね!今から帰るから!」と言った。急にそんなことを言われて、「何やったんだ?」とかいろいろ考えながら待っていると、彼が生後1カ月の小さい子猫を抱えて帰ってきたという。
「え?子猫?可愛いぃ!じゃなくて…二人とも猫アレルギーで二人ともフルで働いてるのにどうすんの?」と聞くと、飼うと言う。
突然のことに山口さんはうろたえたが、まずは保護の経緯を聞いてみた。
彼が言うには、実家の玄関前で仕事道具の段取りをしていたら、知らない男性に声をかけられ「子猫の飼い主か」と尋ねられ、「違うけど貰います」ともらってしまったという。
■飼うしかない
ラブちゃんは、小さくてガリガリでヨタヨタ歩いていた。鳴いているのに声が出ず、片目は開いていなかった。頑張って何かを訴えようとしているように思えた。
「子猫だからなのか弱っているからなのか、食べている時以外は寝ていました。ずっと横にいる甘えん坊でした。心配で、心配で助けてあげたいと思ったんです」
山口さんは、「少し無責任なんじゃないか?」と納得がいかない気もしたが、目の前にいる小さな命を守らないといけないと思い、猫を飼っていた友人に子猫を預け、猫用品一式買いに買い物へ!
「いろいろそろえて数時間、無責任なんていうことはすっかり忘れて可愛さにメロメロ。私も飼うという選択肢しかなくなってしまいました」
■愛しているからラブちゃん
翌日の仕事が終わってから病院に連れていくと、生後1カ月くらい、栄養失調で体重は500グラム足らずしかなかった。高栄養のごはんと風邪薬、目薬を処方してもらって帰宅した。
目薬を1日3回以上点眼し、身体を冷やさないようにと言わたので、山口さんは仕事場にラブちゃんを連れて行った。自営業だったのが幸いした。2週間くらいで元気になったという。
とにかく可愛くて愛らしいのでLovelyからラブちゃん。愛していると言う意味も込めている。
ラブちゃんは臆病で神経質、自分を猫だと思ってないような感じがする。掃除機で吸われるのが好きだという。
(まいどなニュース特約・渡辺 陽)
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