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シャクナゲ1万5千本、あでやか満開 「ナンジャモンジャ」も ウェブでも公開 佐用

2021/04/27 05:30

 兵庫県佐用町延吉(のぶよし)の庭園「播州(ばんしゅう)平福しゃくなげの里」で、ピンクや赤のシャクナゲが見頃を迎えている。10日から開園していたが、3度目の緊急事態宣言が出され、来園を呼び掛けられない状態に。管理者は「ウェブサイトを活用し、見頃の花々を公開していきたい」と意気込んでいる。

 造園業の「矢代法師園」が約2・5ヘクタールの山の斜面に整備し、管理している。150種以上、約1万5千本のシャクナゲが植えられているほか、「ナンジャモンジャ」の別名で知られる落葉樹ヒトツバタゴや、ハンカチがぶら下がっているように見えるハンカチノキなど、珍しい木々もある。

 現在は、ピンク色の「ハイドンハンター」や、赤色の品種などが満開。フジの花もピークを迎えているという。管理者の矢代成生さん(57)は「シャクナゲ以外の花々もできるだけアップしたい。来年こそは見に来てほしい」と呼び掛ける。

 ウェブサイトは「播州平福しゃくなげの里」で検索。同園TEL0790・83・2833

(勝浦美香)

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