誰かを思い、心の内を自由に表現する筆文字「心書(しんしょ)」の作家、中村千穂さん(57)=兵庫県赤穂市=の初個展が、ギャラリー喫茶「ほっとたいむ」(同市東有年)で開かれている。耳が聞こえない中村さんは、マスクを着けたり、パーティションで仕切られたりする新型コロナウイルス禍の日常で他者との意思疎通に困り、2年前、仕事を辞めた。その後、心書と出合い、新たな道を歩き始める。「心のまま、ありのままの私を受け止めたらいい」と。(小谷千穂)
誰かを思い、心の内を自由に表現する筆文字「心書(しんしょ)」の作家、中村千穂さん(57)=兵庫県赤穂市=の初個展が、ギャラリー喫茶「ほっとたいむ」(同市東有年)で開かれている。耳が聞こえない中村さんは、マスクを着けたり、パーティションで仕切られたりする新型コロナウイルス禍の日常で他者との意思疎通に困り、2年前、仕事を辞めた。その後、心書と出合い、新たな道を歩き始める。「心のまま、ありのままの私を受け止めたらいい」と。(小谷千穂)