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Encounter Japan
農林水産省は株式会社Encounter Japan 執行役員 兼 Encounter Japan Colombia S.A.S代表取締役社長の小川晃司を「日本食普及の親善大使」に任命しました。




■ 小川晃司が「日本食普及の親善大使」に任命
「ラテンアメリカと日本の新しい歴史を創り、人々の人生を豊かにする」ことを企業理念として、メキシコ合衆国(以下「メキシコ」)、コロンビア共和国(以下「コロンビア」)及び日本国内で飲食店の運営、日本産品の中南米向け輸出・卸事業、ならびに広告代理店事業等を手掛ける株式会社Encounter Japan(兵庫県神戸市、代表取締役:西側赳史、以下「Encounter Japan)は、当社執行役員 兼 Encounter Japan Colombia S.A.S代表取締役社長の小川晃司が、農林水産省より「日本食普及の親善大使」に2025年12月15日(月)付けで任命されたことをお知らせします。今回の任命は小川の、コロンビアにおける日本食文化の発信・普及への貢献が評価されたものです。

■ 日本食普及の親善大使とは
日本食普及の親善大使は、農林水産省が日本食・食文化の魅力を国内外に発信し、日本産農林水産物・食品の輸出及び流通の拡大につなげることを目的として任命する制度です。

親善大使は、農林水産省が実施する事業への協力のほか、自らの活動やメディアを通じて、日本食文化の普及に取り組みます。

2015年の当制度創設以来、世界で約204名が令和7年9月時点で任命されています。今年度は海外を拠点として活躍する日本料理関係者15名が、2025年12月に新たに親善大使に任命されました。なおコロンビアに拠点を置いて活動する親善大使の任命は今回が初となります。
■ 任命の背景
小川はこれまでメキシコ及びコロンビアにおいて、日本食文化の発信と普及に一貫して取り組んできました。

メキシコでは、日本食レストラン「GOEN LEON」および「GOEN FUJITAYA」で料理長を務め、現地の食材や食文化を理解しながら、日本食の技術と文化を伝える取り組みを続けてきました。

また、日本貿易振興機構(JETRO)がメキシコで実施する複数の日本産食材プロモーション事業に参画し、東北地域の水産物・日本酒のPR業務では、現地インフルエンサーとの協業によるプロモーションや、東北産水産物を用いた日本料理の提供を通じて、市場開拓と魅力発信に寄与するなど、メキシコにおける日本産食材の価値向上に大きく貢献しました。


小川が参画したJETROプロジェクトにおいてインフルエンサーが発信した日本産食材のプロモーション動画

2023年には、Encounter Japan Colombia S.A.Sを設立し、コロンビア法人の代表取締役に就任しました。Encounter Japan Colombia S.A.Sは現在、おまかせ形式の鮨店「七 ~NANA~」と本格的なラーメンを提供する「上~ LLŌ~」の2店舗をコロンビアの首都ボゴタ市内で運営しています。

また和食店の運営にとどまらず、在コロンビア日本大使館が開催する天皇誕生日レセプションやイベントでの日本食の提供に取り組んできた他、著名なコロンビア人とのタイアップイベントの実施や現地の料理人に対する日本食のレクチャー、コロンビアの各主要都市に位置する様々なレストランとの協業・技術支援を行うなど、多方面で日本食文化の普及に取り組む活動を続けてきました。

こうした現地に根ざした取り組みが評価され、この度の日本食親善大使の任命に至りました。


おまかせ形式の鮨店「七 ~NANA~」

■ コロンビアと日本食-急成長する市場
コロンビアは南米大陸の最北に位置し、カリブ海と太平洋の双方に面することから「南米の玄関口」と呼ばれています。人口は約5,000万人に達し、スペイン語圏の国としてはメキシコに次ぐ二番目の規模を誇ります。

同国では長年、左翼武装組織との紛争が続いてきましたが、2016年の和平合意を機に、都市部を中心に治安改善やインフラ整備が進んでいます。かつて治安課題を抱えた第二の都市メデジンも都市再生に成功し、現在はスマートシティとして国際的な評価を得ています。主要都市では投資やスタートアップ支援が拡大し、文化・経済の両面で発展を続けています。

富裕層を中心に食への関心も高く、日本食への関心も高まりつつあるものの、本格的な和食を提供できる料理人や店舗は限られています。市場の潜在性は大きく、質の高い日本食と食文化の提供に対する期待が今後さらに強まると見込まれています。

Encounter Japanは、現地食材を活かしながら本格的な日本食を提供することで、コロンビアにおける日本食文化の普及と浸透を推進しています。


本格的なラーメンを提供する「上~ LLŌ~」

■ 小川晃司 コメント
日本食普及の親善大使という大変名誉ある役割に任命いただき、心より光栄に思います。
コロンビアでは日本食店 「NANA」 や「LLŌ」 を立ち上げ、多くの方々に支えていただきながら、日本食文化を広げるために尽力してまいりました。
コロンビアの方々は日本文化に強い関心を持っており、日本食を通じた交流の可能性は非常に大きいと感じています。今後も、日本の食文化の魅力を多くのコロンビアの方々に伝えていけるよう、一層尽力してまいります。



■ 小川晃司 プロフィール
株式会社Encounter Japan 執行役員 兼 Encounter Japan Colombia S.A.S代表取締役社長
1993年生まれ、神奈川県出身。 学生時代には4年間、地元の魚屋で勤務。大学を中退後、南米での遊学を通じてラテンアメリカの文化や人々、言語に興味を抱いてラテンアメリカの地で働くことを決意。海外における日本の印象をより良いものにしたいと感じ、「食」を通じた日本文化の普及に従事したいと考え、料理人としての道を志す。「GOEN LEON」、「GOEN FUJITAYA」での勤務を経て2023年よりコロンビア法人の代表取締役に就任し、首都ボゴタ市に寿司レストラン「NANA」およびラーメンレストラン「LLŌ」を開業。現地における日本食文化の普及に従事し、 日本国内外の食材生産者とのネットワークを構築し、日コ間の食文化交流を推進。
・2016年 メキシコ合衆国グアナファト州グアナファト市内で勤務を開始
・2018年~2021年 メキシコ・レオン市日本食レストラン「GOEN LEON」にて寿司カウンター料理長として勤務。
・2021~2024年 メキシコ・ケレタロ市にて日本食レストラン「GOEN FUJITAYA」にて料理長として勤務。
・2024年~現在 コロンビア・ボゴタにておまかせ鮨店「NANA」を創業・経営。
・2025年~現在 コロンビア・ボゴタにておまかせラーメン店「LLŌ」を開業



■ Encounter Japanについて
株式会社Encounter Japanはメキシコ合衆国とコロンビア共和国に子会社を設立し、現地で日本食店舗運営や日本食産品のラテンアメリカ市場向け輸出、広告代理店業・コンサルティング事業などを展開する企業グループです。

「ラテンアメリカと日本で新しい歴史を創り、人々の人生を豊かにする」ことを企業理念とするEncounter Japanは、食文化を軸とした国際的な橋渡し役として、今後も中南米での日本文化発信・普及に貢献してまいります。





<本社住所>
〒658-0072 兵庫県神戸市東灘区
代表取締役社長 西側赳史
Website: https://encounter-japan.com
メールアドレス:info@encounter-japan.com
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