エッセー・評論

 今年最後の海外公演を終えて、帰国の途の中継地、アムステルダム国際空港でこのコラムを書いている。

 前回の寄稿から3カ月も経ってしまったが、その間も海外や国内を周って、カタルシスの域

 21世紀、わたしたちは前例のないグローバル社会に生きている。人々の実り豊かな文化交流も、国際政治・世界経済の極度の複雑化も、感染症の急速な広がりもその現れだ。新しい局面を迎える世界のなかで、人

 この連載は自分自身の大学生活を振り返りながら、「大学時代にやってよかったこと」というテーマでスタートしました。読書の効用や恋愛の醍醐味(だいごみ)、書いて削って磨く卒論などについてさまざまなこ

 先日、図書委員の生徒さんに招かれ、とある学校の図書室へ行った。中学1年生から高校3年生まで、皆少年だった。

 彼らは私の小説について、意味深い質問をたくさんしてくれた。

カマキラズの斧
貴志祐介

 小説を書いていると、他のジャンルが羨(うらや)ましくなることがある。文章で説明、描写するのは難しくても、映像は一目瞭然だからだ。

 その中でも最強だと思うのはミュージカルである。

木皿食堂
木皿泉

 夕暮れ、せまい空き地に遊具がぽつんと置かれてあったりすると、なぜか切ない気持ちになる。根元がバネになった、ところどころペンキがはげているパンダなんかが誰にも遊ばれることなく夕日で赤くなっている

 私の生活圏内の話だが、信号がない横断歩道で歩行者が待っている際に、停止する車があまりにも少ない。どの車もまるで当たり前のように通り過ぎていく。たまにちゃんと停(と)まってくれる車もあるが、それ

 神戸の両親が久しぶりに上海に遊びに来た。82歳になる父は歩くとき、つえをつくようになった。そんな父にタクシーの運転手からレストランの店員、マッサージ店の受付のおばちゃん、通りすがりの人まで、街

ごまめの冒険
福田和代

「新型コロナウイルスくんに、言いたいことがあるんだけど」

「おっと、待った。僕たちウイルスは生物ではないんですよ。遺伝情報は持っていますが、他の生物の細胞に寄生しないと増えることができないのでね。

汀にて
鷲田清一

 労働の条件、家計のやりくり、年金のしくみ、電力の供給源、教育にかかる経費、性差別やヘイトスピーチの横行、入試や授業料の問題……と、さまざまの具体的な政治的課題が身のまわりで溢(あふ)れかえって

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