兵庫県西宮市内の無職男性(74)が26日、健康保険の還付金名目で50万円をだまし取られたと甲子園署に届け出た。同署が電子計算機使用詐欺容疑で調べている。
同署によると、24日と26日、男性の自宅に市職員などを名乗る男から「健康保険の還付金があります。この手続きは電話ではできない。後ほど銀行の担当者から電話させます」「近くのATMで手続きします。手続きの際はサポートコールセンターの者が説明するので、ATMに着けば電話をください」などと電話があった。
26日、男性は同市内の金融機関で指示された番号に電話をかけ、相手の男の指示通りにATMを操作。残高を照会し、50万円をだまし取られたことに気付いたという。