12日午前10時50分ごろ、兵庫県赤穂市大津の黒鉄山から出火した。約30時間が経過した13日午後5時現在も消火活動が続いている。市消防本部によると、約15ヘクタールを焼き、けが人などはいないという。
赤穂署によると、火元は山腹の畑とみられる。70代男性が12日午前9時ごろからドラム缶で枯れ草などを燃やし、目を離した隙に火が周囲に広がったという。同署は周辺住民に一時避難を呼びかけた。
12日は県の防災ヘリなど3機が出動し、日没後は同本部と市消防団の車両計25台が放水を続けた。13日も早朝から消火活動を再開した。
現場は山陽自動車道赤穂インターチェンジから北西約1・5キロの山間部。