大麻や違法薬物などの乱用防止PRのため、兵庫県が愛称を募集していたマスコットキャラクターの名前が「まやタン」に決まった。名付け親は明石市立江井島中2年の神谷雪妃奈さん(13)。ぽっちゃりとした愛嬌のある姿が話題を呼び、全国から726件の応募があった。
県薬務課によると、まやタンは柴犬の雄で2歳。神谷さんは、麻薬探知犬「まや」に、県のマスコット「はばタン」の「タン」を組み合わせたという。
マスコットは、薬物問題についてより多くの人に興味を持ってもらおうと企画。県政推進事務員で画家としても活動する佐藤あすかさん(39)が描いたイラストが話題を呼び、公募冊子に掲載されるなどして応募が相次いだという。
当面はボールペンやエコバッグなどの啓発グッズで使用する。将来的には無料通信アプリ「LINE(ライン)」スタンプや着ぐるみの構想もあるといい、同課は「はばタンのように多くの人に親しんでもらいたい」としている。(前川茂之)









