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色鮮やかさに春の予感 チューリップの出荷本格化

2020/01/31 20:38

 全国有数のチューリップの産地として知られる神戸市北区淡河町で、切り花の出荷が本格化している。暖冬の影響もあって生育は良く、大きく膨らんだ色鮮やかなつぼみが近づく春を感じさせる。(鈴木雅之)

 淡河町では60年以上にわたり生産に取り組み、現在は地元農家5戸が約130種50万株をビニールハウスで栽培する。近年は「神戸チューリップ」の愛称で関西や関東の市場へ出荷している。バレンタインデーや卒業・入学シーズンにかけて需要のピークを迎える。

 白や黄、ピンクなど色とりどりの花はつぼみの状態で摘み取り、出荷後に生花店などで開花するよう調整している。地元にある道の駅「淡河」(同市北区淡河町淡河)でも購入できる。営業時間は午前10時~午後5時。TEL078・959・1665

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