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新型肺炎、神戸市初の感染者 40代男性

2020/03/03 12:39

 神戸市は3日、同市在住の40代の男性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。感染者が確認されたのは兵庫県内で2例目。詳しい感染経路は確認中。男性は現在、同市内の感染症指定医療機関に入院しており、容体は安定しているという。

 同市は、同日正午すぎから臨時の記者会見で感染者について説明。男性は発熱が続いたため、2月27、29日に同市内の医療機関を受診。3月2日、肺炎のような症状があったため、市内の別の医療機関に入院し、同3日、同市環境保健研究所で新型コロナウイルスの陽性反応が出たという。

 同市は、男性がどんな経路で感染に至ったかについて「確認中」とし、「熱がある場合は外出を控えてほしい」と呼び掛けた。

 一方、兵庫県はこれを受け、神戸市内の県立施設の運用について協議している。この日午後から知事会見を開き、対応などを説明する予定。

 県内では1日、西宮市在住の40代男性の感染が確認されたばかり。この男性は大阪市内に勤務し、2月25日から高熱が続いた。その後、せきが出るなどの症状が出て、感染が判明した。

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