70代の医師に続き、2人目の医師の新型コロナウイルス感染が明らかになった北播磨総合医療センター(兵庫県小野市市場町)は12日から、外来診療や新規の入院などを中止し、職員らが朝から訪れた患者たちへの説明に当たった。
同センターを運営する事務組合の構成市である小野市や三木市の職員計20人も応援に駆けつけ、受け付け開始の午前8時前から、センター職員と正面玄関前で患者らに事情を説明した。
多くの予約患者には電話で休診の連絡をしたほか、ホームページなどでも告知しており、来院者は少なく大きな混乱はなかった。
眼科の診療に訪れた小野市の50代女性は「診療はなかったが、次の予約はスムーズに取れた。呼吸器に持病があるので、感染しないか心配。まさか病院で感染者が出るなんて」と不安そうに話していた。
一方、同センターの救急搬送受け入れ中止も始まり、小野市と三木市の両消防本部は、代替搬送先の確保に追われた。同日中に市内外の各病院へ依頼する予定だが、搬送時間が延びたり、市外に救急車が出払ったりする可能性があるという。
小野市内の病院では、同センターが急性期に対応する唯一の病院。同市消防本部は「今後市外搬送が増えると、4台ある救急車がすべて出払う可能性もある」とし、近隣自治体に応援出動を要請することを視野に入れている。(小日向務、霍見真一郎)
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