任期満了に伴い10月に投開票される兵庫県養父市長選に、元同市副市長の西田浩次氏(60)が立候補する意向を固めたことが12日、分かった。早ければ今月中にも正式に表明するという。
西田氏は同市出身で、八鹿高校を卒業後、陸上自衛隊を経て2014年に同市防災監に就任した。危機管理監を経て、16年12月から副市長を務め、昨年9月に退職。市長選立候補に向けて準備を進めていた。
神戸新聞社の取材に対し、西田氏は「若者に住み続けてもらえる明るいまちをつくりたい。世代交代を進め、市職員とともに汗を流して、新しい市政の実現を目指す」と話した。
現職で3期目の広瀬栄氏(72)は態度を明らかにしていない。(桑名良典)